運行管理者の給与ってどのくらい貰えるの?
転職するにあたり、一番気になるのは、給与面ではないでしょうか?
特に、他業種からこの物流業界で働こうと考え、これから就職を目指す方は、まったく検討もつかないはず。
検索しても、大手運送会社の給与水準しか載っていないので、不安ということもあると思います。
運行管理者としてのリアルな数字をお伝えしていきます!
運行管理者の平均給与
一般的に、運行管理者の給与水準は、高くはありません!
「え?国家資格なのに?」
と思われる方もいらっしゃると思います。
運行管理者の年収
通常でも400万円程度でしょう。
月収にすれば、28~35万円といった感じです。
手当については、特別貰えるところもありますが、5,000〜10,000円程度と思ったよりも少ないはずです。
苦労して取得しても、弁護士や税理士のように突然資格によって給与が上がることがありません。
逆に、信頼を積み重ねて、部長、役員となると、給与が上がっていく仕組みになっているところが多いです。
最初は配車をしながらだと思うので、ドライバーさんよりも手取りが少なく、やきもきすることもあるかもしれません。
賞与に関しても、出ているところは半分もないかもしれません。
出ていたとしても10万〜20万程度と考えておき、当てにしないようにしましょう。
それくらい運送業界は現在厳しいのです。
大手の運送会社での求人を見てみると、年収ベースで多くても500~800万円です。
これは、入社当初から、ある程度物流現場での経験があり、管理者としての年収でしょう。
日本の9割が中小企業と言われる運送業界で、このような年収を取ることは非常に難しいと思いますので、参考程度に見ておくほうが良いかもしれません。
ただ、地域や時期によっては変わることもあるので、まずはリクナビNEXTなどを活用し、相場を知りましょう!
補助者としてのの給与水準
運行管理者の資格を取る方の中には、60歳を超えて嘱託として働こうという方もいらっしゃるかもしれません。
現在、非常に運行に関して厳しくなっているため、昼の勤務ではなく、夜勤の勤務になると思います。
おそらく、夕方から勤務して朝早くに退社という流れになると思いますが、ほぼ最低賃金に近いと思っていた方が良いです。
長時間勤務になりますので、ある程度稼ぐことはできますが、夜勤は非常に体力的にもキツくなるため、家族と相談の上、やられたほうが良いかもしれません。
最後に
いかがでしたでしょうか?
もしかしたら、運行管理者の資格を取れば、もっと給与がアップすると思っていた方もいらっしゃると思いますが、資格があなたの価値を上げるのではありません。
むしろ、この資格取得で得た知識や運行管理に携わることでの信頼を獲得して、自分の給与水準を上げていきましょう!
あながた、今自分の年収が、高いのか、低いのかを見極めるには、他の求人を見ることが非常に重要です。リクナビNEXTのような求人サイトに登録をしてみたり、リクルートエージェント転職支援サービスのような転職サービスを活用してみて相場を知ることも非常に重要です!
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