5年ごと更新制になる貸し切りバス事業
スキーバス事故を受けて、貸し切りバス事業は5年ごと更新制になるそうです。
北佐久郡軽井沢町で大学生ら15人が亡くなったスキーバス事故を受け、国土交通省は20日、貸し切りバス事業者の事業許可に更新制度を導入する方針を示した。5年をめどに、安全管理に十分経費をかけられる経営状況かどうか審査し、不十分なら許可を取り消す。現状の許可に期限はない。安全管理が適正な事業者の選別を狙う。
当然、人を乗せるのと人を運ぶのでは、制度の制定の仕方も変わるのかもしれません。
ただ、個人的には、運送業界にもこの余波が来るのは遠くないと思っていますし、やるべきだと思いっています。
どうしても荷主の圧力で、安全よりコストを優先してしまう運送事業者も多いように感じますが、命はお金では変えません。
絶対に安全第一であるべきなのです。
だからこそ、ある程度は国が最低ラインを定めたうえでその中でコストの競争をするのが理想だと思ってます。
いずれにしても、まだまだ運送事業者の中には運行管理ができていない会社があるはずです。
これから激変の時代がやってきます。
安全軽視の会社は確実に淘汰されますので、運行管理を改めて見直してみましょう。