まずは現在の運送業界について知ろう!

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉があるように、まずは、相手を知ることから始めましょう!

現在運行管理者を目指している人は、試験を知るということも非常に大切ですが、まずは、業界のことを知ることが一番大切です。

まずはトラック協会のホームページを見る

トラック協会とは、全日本トラック協会の略称で、日本の運送会社で構成されている業界団体です。設立かなり古くからあり、1948年2月に誕生しています。

実は、このトラック協会では、さまざまなデータを公表しており、非常にまとまった資料がこちらの資料です。

日本のトラック輸送産業-現状と課題-2014

気合の入っている人は、全部読んでください!61ページあります!
さすがに、PDFを60ページも読めないよー。という方に、少しだけ掻い摘んで、この業界について解説しておきます!

輸送はトラックが担っている

トンベースで9割、トンキロベースで5割

日本の物流は、大半をトラックに頼っています。
特に、距離の短い輸送は、ほとんどトラックです。

ちなみに、トンベースとは、運んだトン数です。
トンキロベースとは、トン数に輸送距離を乗じてその仕事量をあらわした単位で換算した場合のこと。
例えば、1トンのものを10キロメートル輸送したときは10トンキロとなる。

トラック運送事業者の9割は中小企業の集まり

・車両数20両以下の事業者が全体の77.7%。
車両数50両以下の事業者が全体の94.1%。

この中小企業の集団が重大な下請け問題を生んでいる。

市場規模と経営状況

・運送事業は、およそ14兆円(年度によっては13兆円前後のこともある)
・業界全体では、-4,610千円と赤字の事業者が多い(約6割)

巨大な市場環境ではあるが、非常に全体は厳しい状態。
リーマン・ショックからは製造業が若干立ち直ったため、運送事業者も立ち直りつつある。
最近は、軽油が徐々に下がった関係もあり、利益が出始めている事業者も多い。

トラック事業者数はほぼ横ばい

・現在の運送事業者数は62,905者

物流二法によって規制緩和が進み、年々上昇していた物流事業者は、ここ9年間ほぼ横ばい。
この2年で撤退事業者が新規事業者を上回っています。

行政処分を強化中

・平成19年4月から運行管理者の代務者を「補助者」と位置付け、新たに講習の受講を義務付けるなど、規制が強化
・運行管理者資格者証の返納命令が即時発令される

まとめ

非常に運送業界は正直、縮小しつつある市場の中で、いかにコストを抑えながら安全に運行するかが求められています。
ただ、日本の物流には、トラック輸送はなくてはならない存在です。
是非、興味がある方は、日本のトラック輸送産業-現状と課題-2014
も熟読してみてください!

絶対購入すべき教材

もし、あなたが運行管理者を目指すというのであれば、あれこれ手を付けるのではなく、まずはこの教材をきっちり勉強する方法を考えましょう。
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